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愛を信じた者、人を信じた者、己を信じた者、

金を信じた者、その全ての人たちは何を求めたのか?

「幸せになりたい」ただそれだけだ。

それは、日ごろ我々が普通に抱くものであり、

何も特別なものではない。

 

~演出ノートより~

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​あらすじ

<第一幕>

 長崎に住む没落士族の娘:蝶々さんは、仲介役のゴローを通じてアメリカ海軍の士官ピンカートンと結婚式を挙げることになった。

 いつかは本国に戻って本当の結婚式を挙げると言うピンカートンに、領事のシャープレスは「彼女は真剣だ、軽薄な行動は止めた方が良い」とたしなめるが聞く耳を持たない。芸者仲間と共に丘の上の家へやってきた蝶々さんは、シャープレスに身の上を語る。歳をたずねられ「15歳」と答える彼女にシャープレスは驚きを隠せない。蝶々さんはピンカートンに人生を共に歩むために改宗したことを告げる。

 結婚式を済ませ、乾杯をしたその時、蝶々さんの改宗を知った叔父:ボンゾが怒鳴り込んでくる。親戚に勘当されうなだれる蝶々さんをピンカートンは優しく慰め、二人はお互いの愛を交し合う。

<第二幕>

 結婚から三年の月日が経ち、蝶々さんはアメリカへ帰国したピンカートンを一途に待ち続けている。ピンカートンの「コマドリが雛をかえす頃に戻ってくるよ」という言葉をひたすら信じ健気に待っている蝶々さんを、侍女のスズキはふびんでならず、「あの方は戻ってくる」と復唱を促されるも涙が溢れてしまう。そんなスズキに確信に満ちた様子で「ある晴れた日にあの人は帰ってくる」と話して聞かす。

 そこへゴローを伴ったシャープレスが丘の家を訪ねて来る。ピンカートンからの手紙を蝶々さんへ伝えに来たのだが、無邪気にはしゃぐ彼女を前に肝心なことが伝えられない。意を決しシャープレスは蝶々さんに尋ねる。「もし彼が戻らなければどうしますか?」・・・・・

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​キャスト・スタッフ

作曲 G.プッチーニ

台本 G.ジャコーザ、L.イッリカ

上方オペラ工房スペシャルプロデュース版

ピアノ伴奏/原語上演/日本語字幕付き

◇演出 清原 邦仁

 

◇字幕 藤野 明子

 

◇制作 繁田 千都子

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​開催日時・会場

2021429日(木祝)

14:00開演(13:30開場)

◎北九州市立ウェルとばた中ホール(JR戸畑駅より直ぐ)

ticket

◎入場料 3,000

(未就学のお子様のご入場はご遠慮ください)

​主催・お問い合わせ

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info

月乃歌倶楽部

TEL 050-5277-2431

tukiutaclub@gmail.com

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